つたないけどおもしろいブログ

文章がへたでもおもしろいものを書きたい。日常のことやドラマ・映画など

きのう何食べた?

知人におすすめされた作品。


Amazonプライムで視聴できることは知っていたけれど、自分からは進んで観ようとは思わなかった。


きっと、この先も見ることがなかったと思うと、本当に教えてくれてありがとうございますという想いです。


西島秀俊さんと内野聖陽さん演じるキャラクターが営む暮らしをただ見ているだけで、なんでこんなに心が温まるのだろうか。


1話の中で1回は西島さん演じる筧史郎が料理をするシーンがあるのだが、とにかく美味しそうで毎回そのシーンがくるとテンションが上がる。


あまりに美味しそうなので作りたくなって、真似したりしました。


同性愛者ならではのジレンマからふたりが衝突してしまうことや、ちょっとした心のすれ違いで関係がどうなってしまうのかとヒヤヒヤしてしまうシーンもあり、胸がきゅんとしてしまいます。


何回でもすぐにでも見たいと思える。


個人的に好きなドラマ1位になりました。


見て損はないです。


ぜひ!

アヒルと鴨のコインロッカー

濱田岳が出てる。


ただそれだけの理由でDVDを借りて見た作品です。


濱田岳は元々好きでしたが、北村一輝と共演した破門(疫病神シリーズ)でさらにファンになりました。


演技力が高く、表現力がものすごく豊かな俳優さんだと思います。




さて、アヒルと鴨のコインロッカー


タイトルからは、どんな話なのか全く想像ができない。


なんとなく、ゆる〜い話なのかなと思いながら


正直あまり期待していませんでした。


ところが、冒頭から独特の世界観に一気に引き込まれます。


話としては、予想通りスローなテンポで進んでいくのですが


どこか話の脈をつかめないまま、先の展開が気になり続けてあっという間に終盤にいたる...


しかし、私はすでに伊坂幸太郎の仕掛けにハマっていました。


これほどまでにひっくり返されたことはいまだかつてありません。


そして、死ぬほど胸を打たれた。


いい作品に騙されるのは本当に心地がいい。


見終わったあとも、また騙されたい。と思ってしまう。


どんでん返しという言葉で片付けるのは惜しいくらい、心を動かされる作品です。


見てみて、損はないと思います。


ぜひ、ご覧いただきたい!




帝一の國

世界観にファンになる。


先日、初めて帝一の國を見ました。


何度でも見たくなる。


登場人物一人一人のキャラクターが訴えてくる。


それぞれの思い・葛藤に心を動かされる。


帝一は「総理大臣になってじぶんの国をつくる」ことができるのか?


ざっくり言うと、生徒会長になると入閣が約束されている名門高校に入った赤羽帝一が、2年後に生徒会長になるために戦略を考えて実行していく話です。


帝一のライバル関係にある、友達、いい感じの関係の女の子、先輩、それぞれの持つ人間性がめちゃくちゃわかりやすくてまるで自分もクラスメイトの一人になったかのよう。


強烈な個性がありながら、抵抗なく感情移入できる、愛らしいキャラクターたち。


めちゃくちゃ憎いのに、愛おしい!

どこか、救われてほしいと思ってしまう。

そんな帝一の敵たちにもすっかり感情移入してしまう。


古屋兎丸先生の作る世界で、それぞれがそれぞれの戦いに必死に生きている...!


あっという間の2時間。


最後に笑うのは誰なのか?


ぜひ見てください。絶対おもしろいと思うはずです。


見終わったら、誰かに教えたくなること間違いなしですよ!